そして一度場所を決めたら、その場所を変えないことがとても重要です。
住宅事情もあるとは思いますが、玄関や居間やキッチンなどは、避けた方が良いでしょう。スペースに余裕があれば、人間用のトイレの中とか、洗面所、お風呂場などが、後のお掃除・メンテナンスも考えると最適なのではないでしょうか。ただし、猫が自由に出入りできる場所であることを必ず確認してください。マンションなどの集合住宅で、ベランダなどに設置する場合は、お隣への臭いの配慮も必要になるので注意しましょう。
猫のトイレとしては市販されているものとしては、砂タイプ、木のくずタイプ、シーツ・パッドを利用した物、排泄物のにおいを吸収するようなタイプのものなど、いろいろなタイプのものがあります。飼いたい猫にあわせ、最適なものを選びましょう。
またこれまであまり鳴かなかった猫が突然泣き出すような場合は、必ず何らかの原因があるはずですので、まずはその原因を探り、対処するようにしましょう。たとえばオス猫の場合は発情するとさかんに鳴くようになったり、夜中に大声で鳴きだしたりしますので、必要であれば去勢手術をするなどして対応します。
猫の行動を問題行動と判断するのは人の側であって、人それぞれによって解釈は異なりますが、その「改善」のためのしつけに対しては、飼育環境を充分に考慮し、行動の矯正を最小限にとどめることが大切です。
①古い爪のサヤを削り落とし、鋭い爪をを維持して、外敵から身を守るという意味
②足先のフェロモンをこすりつけ、ここは自分の場所であるという「マーキング行動」という意味いずれにしても猫にとって爪とぎは自然で大切な行為であり、やめさせることはできません。また猫自体が叱られてもやりたいことはやるタイプの動物ですので、叱るのではなく、猫が気持ちよく爪とぎができる環境を整えてあげることで、大切な家具などで爪とぎをさせないようにしましょう。
猫の爪とぎグッズはいろいろなものが市販されていますが、基本的には猫が身体をいっぱいに伸ばして引っかくのに十分な高さのものが必要です。実際には市販で理想的なものはあまりないので、自分で作るのも良いかもしれません。その際、猫がひっかきたくなるような素材(木製、丈夫な布地など)であること、設置場所は猫が普段良くいて、目立つ場所にするのがポイントです。
猫の噛み癖は、子猫の時に親や兄弟と離ればなれになって、1匹だけで暮らしている猫に多くみられる悪い癖です。その猫自身が、他の猫から咬まれたことがないために、咬む限度が分からないのです。
これをやめさせるためのしつけの方法の一つとして、飼い主が親や兄弟のかわりに子猫と遊んであげる中で、噛むのをやめさせる方法があります。まず遊びの中で猫が咬みついてきたら、すぐに「痛い」とおおげさに叫びます。
できれば甲高い声、鋭い声で言いましょう。
そこで猫が驚いて咬むのをやめたら、しつけは成功したと言えるでしょう。また叫んだだけではやめない場合、猫の鼻を指ではじくなどして、少し痛い目にあわせます。こうすることで体罰とは思わせずに遊びの中での「痛い経験」として学習させます。「この位の噛む強さだと、相手はとても痛がる」「噛むといやなことが起きる」という風に学習させることがとても大切です。
